『大学ジャーナル』6/10の要約記事を引用します。
少し長くなりますが非常に重要な内容です。
「大学入試センターは2020年度からスタートする大学入学共通テストで、英語のリスニング問題に対する配点を従来の2倍に改める方針を明らかにした。聞き取り能力重視の姿勢を強調した形だが、各大学が配点を変えて入学者選抜に使うことも認められる。
大学入試センターによると、センター試験で英語の問題は筆記とリスニングに分けて出題され、筆記200点、リスニング50点の配点になっている。大学入学共通テストではリーディングとリスニングに分け、リーディング、リスニングとも100点の配点とする。試験時間はリーディングが80分、リスニングが60分。リスニングはこのうち解答時間が30分となる。
リーディングは従来の筆記で出題されていた発音やアクセントの問題を取りやめ、文章を読み解く能力の測定に特化する。リスニングはこれまで問題文を2回ずつ読み上げていたが、1回しか読まない問題も混在する形とする。」
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えらいこっちゃ、というのが正直な感想です。
現高2生がこれまでうけてきた英語教育がスムーズに
この新しいタイプのテストにつながるかは疑問がありますし、
学校教育の現場においてもおそらく混乱は必至でしょう。
もちろん将来の4技能型テストを見越して
まずは取り組みやすいリスニング能力の判定のウェイトを大きくするということでしょう。
Leptonに限らず、英語の教科を受講してくれている
桜学舎生にとってもシリアスな話です。
早い段階から準備するにこしたことはありません。
とはいえテスト形式もまだ定かではないので、
生徒にとっても教師にとっても見通しの悪い1年になりそうです。
現段階でいえることは、
どのようなテストになるのであれ、
「英語を聴き、考える」という基本動作に慣れておくことです。
つまり小手先のテクニックに頼らず、
きっちり基礎的な学力を養うこと。
引き続き、新しい情報にアンテナを張りつつ、来る大学入試改革に備えましょう
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