このご時世、小学生だって
ほとんどの子がキッズケータイ、
下手するとスマホをもっています。

桜学舎の生徒もご多分にもれません。

Comiruの通知機能を
フル活用くださるご家庭も多いのですが、
それでも、いざというときのための
連絡手段は持たせておきたいですよね。

けれど小学生ですから、
たまたま家に置いて通塾、なんて日もあります

そんなとき、通塾歴の長い子だと
教室の電話を借りに来ることがあります。

親御さんからすると、表示される
番号は桜学舎のものですから
一瞬身構えますよね(笑)

おまけに、本人たちは
「自分ち」にかけているものですから、
名乗りもせずに、
「あのさぁー」と始めるのです。

経験がある親御さんも多いのでは

塾の番号なんだから、とりあえず名乗れ!
と何度ツッコんだことか(笑)

さて。
先日もそんなやりとりが。
ユニークな子でして、固定電話のことを
「telephone貸して!」と言うのですね

なんのことやら
よくわからなかったのですが、
彼らの行動パターンから
固定電話と理解できました(笑)

にしてもtelephoneって。
気になったので「不思議な呼び方するね」
と聞いてみたのです。

するとその子、
「そういう置いてある
電話ってカードで話せる」と、
するとすかさず
となりの友達は
「せんせ、カードのこと
テレフォンカードって
呼ぶでしょ」と。

ははぁんな~るほどと目から鱗でした。

テレカが使えそうな形だから
テレフォンと。
もちろん由来は真反対で、
テレフォンに使えるから
テレカなんですけど(笑)、
とにかく彼らのこういう
言語感覚、メディア感覚がとても
面白かったわけです。

塾長とも、
完全に平成生まれの感覚だなぁ
と感慨にふけりました。
(中の人はギリギリ昭和の男です)

ちなみに、
20世紀の世界を根本から変えた
telephoneの語源は、
Tele=離れた
Phone=音
という合成語で、
とても人工的な響きのする単語です。

彼らもここまで
勉強してくれれば
いいんですけれども、
そこはご愛敬、
またの機会ということで
「さよなら~」
 と仲良く帰っていきました。

固定電話のアイコン3