2020年度から始まる「大学入学共通テスト」


 朝日新聞の報道によると、大学入試センターが英語で使われる民間試験の審査結果を公表したとのこと。


英語の民間試験(検定)は7団体が申請した8種の試験が合格したのだそうですが、私たちにとって最も馴染みの深い「英検」は、現在公開会場のほか学校や塾・予備校などで実施されている「従来型」の英検が何と不合格!
1回の試験で英語の4技能を測定する「新型」の英検のみが認定されました。

 
 理由を聞けば、なるほどという納得もの。


 この試験は、「1日で4技能が完結する」という条件が付いていたのだそうです。
ところが、現在の英検は「1次試験」で「読む」「書く」「聞く」が試され、これに合格したら「2次試験」で「話す」の試験を受けることが出来ます。
これでは、「話す」試験を受けられない人が出てしまいますし、1日で完結するという条件を満たしていないということなのだそうです。
ゆえに、「不合格」なのだそうです。



ビックリですね。
新型の英検は、公開会場での受験になるようですので、塾や学校で受験している英検とは別のものになりそうです。


今回認定されたのは、


「ケンブリッジ英語検定」
(ケンブリッジ大学英語検定機構)

「英検」
(新型)(日本英語検定協会)

「GTEC」
(ベネッセコーポレーション)

「IELTS」
(ブリティッシュ・カウンシルなど)

「TEAP」
(日本英語検定協会)

「TOEFL」
(米ETS)

「TOEIC」
(国際ビジネスコミュニケーション協会)


の7種類だそうです。
このうち、「ケンブリッジ英語検定」は初期の頃、もう15年ほど前ですかね、ご縁があって少し中身を見たことがありますが、結構大変だったという印象。
「IELTS」は英語の専門家でもある講師たちに聞いてみたところ、「大変ですよ?」「結構キツイですよ」という印象。


そんな中、東大がこれらの検定試験を使わないなどという発表をしたとかなんとか。
いったいどうなってるのか? 振り回されているのか?(笑)


波乱含みですが、いずれにしても英語の「実力」が問われることは間違いないでしょうね。


英語嫌いは、もう大変なことになりそうですから、英語への抵抗感をなくしましょう!


楽しくできる4技能英語「Lepton」
是非!お勧めします!