海外留学に使われるTOEFLテストですが、最近、「TOEFL iBT」(Internet-Based Testing)テストというものが出てきました。

https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about

これはネットで実施される試験だそうで、英語圏留学への指標となる試験になっています。
試験は、

Reading  60~80 分/36~56 問/学術的な文章の抜粋を 3 または 4 パッセージ読んで質問に答える
Listening  60~90 分/34~51 問/講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える
Speaking  20 分/6 問/身近なトピックについて意見を述べる。読んだり聞いたりした内容を基に話す。
Writing  50 分/2 問/読んだり聞いたりした内容を基にエッセイ形式の答案を書く。意見を支持する文章を書く。

という、なかなかハードな内容です。テスト全体の所要時間はおよそ 4 時間30分。時間的にもグッタリしそうな大変さですね。
 
スコアの配点は、

Reading セクション (スコア: 0 - 30点)、Listening セクション (スコア: 0 - 30点)、Speaking セクション (スコア: 0 - 30点)、Writing セクション (スコア: 0 -30点)、総合のスコアは (0 - 120点)となり、合格とか不合格というものが無くて、このスコア自体が評価となり、それ自体が価値の指標になります。

ちなみに、日本人の平均スコアは66点で161か国中138位。そのうちスピーキングセクションの平均スコアは16点と最下位だそうです。やはりコミュニケーション英語を身に着けねばならないのは目に見えていますね。

一般的な目安は、

大学:人文・社会科学系80~100点。理工系60~80点
大学院:80~100点。トップMBAは100点以上のところも多い

ということのようです。相当頑張る必要があるようですね。時代はどんどん動いています。