錦織選手、すごかったですね。素晴らしい。
そして、彼の英語もまた、素晴らしかったです。結局、聞き取りが困る訳ですし、外人のように話さなくてもコミュニケーションが円滑に撮れればいいわけですから、彼の英語は満点に近かったのでしょう。

日本人はついつい欧米ばかりを見てしまいますが、他のアジアの国は、英語をコミュニケーション手段の一つとしてとらえ、日常ツールにしています。そういう点に置いては、韓国、香港、シンガポールやマレーシアなどに完全に負けている日本…
彼のような英語。見習って行きたいものですね。

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「錦織 英語インタビューも世界レベル」

2014年9月10日 日刊スポーツ
出所: http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20140910-1364409.html

 「I hope I can be coming back next year(来年また来たい-)」全米オープン準優勝の錦織圭(24=日清食品)。決勝後のコートサイドで応じた英語のインタビューも世界レベルだった。
 TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会のセミナーなどで講師を務める英語トレーニング「アイ・アイ・シー」代表取締役の千田潤一氏は「国際的な舞台で十二分に通用する。日本のビジネスマンがモデルとすべき英語ではないか」と話した。
 千田氏は、錦織の英語について「発音は日本人の発音が残っているが、非常にうまく使いこなせている」と分析する。英語は目的ではなく手段だ。
 「ネーティブのように話す必要はない。錦織選手の一番のコミュニケーション手段はテニス。かつ英語で伝えられる。TOEIC満点でもコミュニケーションが取れない人は多い。そういう人より、はるかに英語ができる」と話した。
 13歳から米国を拠点とし、穏やかな人柄に加え、体格、言葉の壁といった不利な条件をはねのけてきた。日本の高校や大学を卒業して、海外のプロスポーツに挑戦した選手の中には、プレー以外のストレスを感じる者も多いが、錦織は無縁だった。
 錦織は、これまでの大会でも、インタビュアーが英国英語で問い掛けても米国英語で難なく応対してきた。変に気取って難しい単語を使ったりもせず、率直に質問に答える。
 千田氏は「耳は完璧ですね。リスニングはTOEICでも満点でしょう。テニスのラリーのように会話のテンポがよく、反応も速く、何より答えが丁寧。話しぶりで人柄が伝わってくる」と評価した。
 錦織のテニスと試合後のインタビューは米国人の観客にも受け入れられた。
 千田氏は「英語は上手下手ではない。こういうのが、本当のコミュニケーション能力だと思います」と話した。【清水優】