新入社員・内定者のTOEIC(R) IPテスト受験者数は過去最高
新入社員の平均スコアは500点、内定者の平均スコアは557点

国際ビジネスコミュニケーション協会
2014年7月15日 プレスリリース

日本でTOEIC(R)プログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会では、TOEIC(R) IPテスト(団体特別受験制度)を実施している企業・団体における、新入社員と内定者のデータを集計し、受験者数や平均スコアなどを発表します。以下はデータの一例です。

<新入社員データ>
・2014年度にTOEIC IPテストを実施した企業における新入社員の受験者数は30,212人、実施企業数は791社、平均スコアは500点。前年度より受験者数は1,017人増、団体数は35社増となり過去最高を記録。一方、平均スコアは5点ダウンとなった。

・内定時・入社後の両方にTOEICテストを受験した企業(2回実施企業※)は180社、こちらも過去最高を記録。
※2回実施企業とは、同一年度の新入社員に対し、TOEICテストを内定時と入社後の両方に実施した企業です。

<内定者データ>
・2014年度にTOEIC IPテストを実施した企業における内定者の受験者数は10,269人、実施企業数は318社、平均スコアは557点。受験者数および実施企業数は過去最高を記録、平均スコアは前年度とほぼ同スコアとなった。

■新入社員の平均スコアは500点
新入社員の平均スコア・受験者数・実施企業数の推移

【新入社員のデータ抽出期間】
2014年4月1日~5月31日

新入社員の受験者数は30,212人、実施企業数は791社、平均スコアは500点となり、前年度より受験者数は1,017人増、団体数は35社増となる一方、平均スコアは5点ダウンとなりました。平均スコアは低下したものの、受験者数および団体数は過去最高を記録し、ビジネスのグローバル化に伴い社員の英語力を重視する企業が増え、新入社員にTOEICテストを受験させるケースが増えています。なお、そのうち、内定時・入社後の両方にTOEICテストを受験した企業(2回実施企業※)は180社を数え、こちらも過去最高となりました。

■内定者の平均スコアは557点
内定者の平均スコア・受験者数・実施企業数の推移

【内定者のデータ抽出期間】2013年10月1日~12月31日

内定者の受験者数は10,269人、実施企業数は318社、平均スコアは557点となり、受験者数および実施企業数は過去最高を記録し、平均スコアにおいては、前年度とほぼ同スコアとなりました。学生が就職活動の段階から入社後の英語の必要性を認識し、英語学習に取り組んでいることがうかがえます。

「TOEIC(R) Newsletter vol.122(2014年度新入社員TOEICスコアの最新データ)」にて、上記記載の内容以外にも、新入社員と一般社員の業種別平均スコアや、文系・理系での傾向、海外滞在経験の有無によるスコアへの影響などを掲載しておりますので是非ご覧ください。全データはTOEIC公式サイト内、公式・データ資料のTOEIC Newsletter122号( http://www.toeic.or.jp/library/toeic_data/sys/letter/TOEICNewsletter122.pdf )で7月15日よりご覧いただけます。

TOEIC(R)について
TOEIC(R)公式サイト