学校の先生も大変な時代になってきました。
以前の日本の英語教育のそもそもの方針は、大学において害書を講読出来るようになるため…でありました。ゆえに、文法英語が中心になり、読解が重視され、大学入試のペーパー試験をクリアすることが目標の一つとなったのだと思われます。

しかし、時代は今「コミュニケーション英語」。昔は英語の先生でも、こちらが笑ってしまうほどブロークンな発音の先生もいたものですが、今は「読む」「書く」に加え、「話す」「聞く」も重要な英語学習の要素。英検ですら国際的には通用するのかが微妙になってきた時代。子どもの頃から国際的な英語の能力試験を受けることが重要視されています。

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毎日新聞 
2014年06月18日
 文部科学省は18日、全国の公立中学、高校の英語教諭のうち「英検準1級レベル以上」の取得状況(2013年度)を都道府県別に初めて公表した。高校は全国平均で52.7%と半数以上が「準1級レベル以上」だったが、自治体別に見ると8割台から3割台まで差があった。中学の全国平均は27.9%。高校では昨年度から「英語で授業」が基本になり、中学でも導入を検討中。同省は「指導力の一つの指標として参考にしてほしい」と英語能力試験の受験を促している。
 同省は、英語教諭の英語力調査を毎年実施しているが、これまでは全国平均のみ公表してきた。英検準1級は「英語圏での社会生活を不自由なく送れる」レベルで、英語能力試験TOEFL(トーフル)iBTでは80点(120点満点)、TOEIC(トーイック)は730点(990点満点)以上とされる。
 都道府県別では、高校は香川県が最も高く82.0%。次いで富山県(75.7%)▽鳥取県(74.4%)。最低は奈良県の33.4%。中学の最高は富山県(47.5%)で、福井県(42.8%)▽東京都(41.4%)が続いた。最低は岩手県(10.4%)。ただ、岩手県は中学英語教諭の英語能力試験の受験者が6割程度で、同省は「多忙で試験を受ける時間がなかったり、力があっても受けなかったりした教員もいるので、実態を正確に反映していない可能性もある」と話している。
 富山県教委は12年度から、県内の中高の全英語教諭に授業力向上研修を実施。一方、奈良県教委は今年度から採用2~5年目の高校英語教諭を対象に研修を開始。英語能力試験の受験も勧めており「今後割合は上がるのではないか」(高校教育係)とみている。
 昨年6月に閣議決定した「教育振興基本計画」は、英語教諭に求められる英語力の目標を「英検準1級程度以上」とし、17年度までに中学で50%、高校で75%になることを目指している。【三木陽介】

【英検準1級以上の教員の割合】
    中学(%) 高校(%)
北海道 27.3  44.7
青森  18.6  41.8
岩手  10.4  43.7
宮城  23.4  42.6
秋田  20.4  47.1
山形  18.8  42.1
福島  17.0  35.6
茨城  21.0  61.9
栃木  25.0  52.0
群馬  26.0  63.0
埼玉  24.1  43.1
千葉  29.6  34.8
東京  41.4  63.5
神奈川 32.8  46.9
長野  25.5  73.5
岐阜  16.1  64.6
静岡  28.0  55.8
愛知  32.4  50.1
三重  30.4  59.3
滋賀  27.0  62.4
京都  30.5  59.7
大阪  26.1  43.7
兵庫  29.6  57.0
奈良  28.9  33.4
和歌山 22.8  36.0
鳥取  26.1  74.4
島根  26.5  45.8
岡山  22.9  52.9
広島  38.3  65.7
山口  32.1  63.1
徳島  32.4  58.6
香川  30.5  82.0
愛媛  22.6  64.8
高知  21.7  55.9
福岡  25.4  45.8
佐賀  26.0  55.3
長崎  20.6  54.0
熊本  24.9  48.9
大分  28.6  53.0
宮崎  28.2  66.5
鹿児島 26.8  44.9
沖縄  26.1  67.2
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全国  27.9  52.7 ※文科省調べ